択捉島のオホーツク海側にあるクリリスク(紗那)と太平洋側のブレベスニク(天寧)間の幹線道路の再建工事は以前、資金難から中断されたというニュースが流れたが、ほそぼそと続いているようだ。「エトロフ・ニュース」テレグラムによると、オホーツク海側のルイバツカヤ川(有萌川)に架かる橋からゴリャチエ・クリュチ(瀬石温泉)に向かう道路でアスファルト舗装工事が行われている。今年は6kmの区間でギドロストロイ社の道路部門が5台の重機と十数名の労働者を出して工事を進めている。「エトロフ・ニュース」は「今のところ最初の数メートルだが、霜が降りてぬかるむまでにはまだ時間があり、おそらく今年中に予定された6kmのアスファルト化が終了し住民を喜ばせるだろう。島民は、クリリスク-ブレベスニク間の道路の再建がそこで終わるのではなく、開発への新たな推進力を得るだろうと確信している」と書いている。択捉島ではレイドボ(別飛)とオーリャ湾(オーヨ)を結ぶ道路でも大規模修繕とアスファルト舗装工事が進行中だ。(「エトロフ・ニュース」テレグラム2023/11/3)
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