国後島 断線した海底ケーブル復旧工事12月に実施

10月に断線事故が発生した択捉島国後島間の海底ケーブルの復旧工事が12月16日から行われることになった。専門の海底ケーブル敷設船国後島に入港し、損傷したケーブルの吊り上げ、修繕と敷設、通信試験といった一連の復旧工事が12月31日まで行われる予定だ。工事中は携帯電話とインターネットが使用出来なくなる可能性がある。また、気温がマスナス10度を下回った場合、作業が中断される場合があるという。(南クリル地区行政府テレグラム2023/11/22)

南クリル地区のゴミレフスキー市長によると、10月7日16時33分、国後島色丹島ですべての通信が喪失した。国後島択捉島間の海底に敷設された全長260kmのケーブルが損傷したためだ。「光ファイバーは4本あり、現時点でそのうち2本は完全に断線しており、1本は部分的に損傷、そして1本は生きている。生き残った、この 1本によって暫定的に接続が回復した」と市長は語った。損傷地点は国後島の海岸線から5kmの地点だった。(astv.ru2023/10/12)

 

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