2024年サハリン州予算案 択捉島の道路、橋、幼稚園整備など盛り込む

2024年のサハリン州予算案に関する公聴会が開かれた。2024年の州予算案では、すでに着工している択捉島オーリャ湾(オーヨ湾)にかかる橋とレイドヴォ(別飛)のポグラニチヌイ川にかかる橋、クリリスク(紗那)–ブレヴェベスニク(天寧)道路の整備が含まれている。さらに、レイドヴォの 3 本の道路のアスファルト舗装とヤンキトへのアクセス道路の建設にも着手する。また、キトヴイ(内岡)の幼稚園(定員110人)建設や老朽化した住宅からの住み替え用住宅の建設も続く。クリル地区中央病院には、マンモグラフィーを備えた移動式レントゲン室が整備されるなど、社会的義務を維持しながら開発予算として特徴づけることができるという。サハリン州政府のオルガ・ロパティナ財務大臣によると、2024年の歳入は1,784億ルーブル、2025年1,722億ルーブル、2026年1,599億ルーブルと予想。歳出は2024年2,174億ルーブル、2025年1,970億ルーブル、2026年1,833億ルーブルに設定されている。2024年1月1日から医師、教師、幼稚園教諭、文化・社会保障従事者など公共部門の職員給与が10%引き上げられる。予算案の審議は12月7日の第一読会から始まり、2024年1月1日に発効する予定。(択捉島の地元紙「赤い灯台」2023/11/24)

 

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