択捉島のロコトフ前市長 卵の増産に取り組む 

サハリンの養鶏場「オストロヴナヤ」の広報は15日、択捉島を管轄するクリル地区の前市長ヴァディム・ロコトフ氏が同社の代表に任命されたと報じた。択捉島の多くの住民にとって、これはニュースではなかった。住民の間では夏の初めから話が出ており、ロコトフ氏の退任日が10月3日であることが判明した。市長辞任の問題は地区議会にかけられる予定だったが、議会冒頭で、ロコトフ氏はこの問題を議題から除外するように求めた。当時、辞任する環境が整っていなかった。しかし1か月半後、本人の希望で再度辞任の申し出があり、短い話し合いの後、彼は円満に退任した。ロコトフ氏は辞任の理由として、自身の健康状態と国家経済における有望な地位を挙げた。鶏卵の価格高騰問題がプーチン大統領の国民対話で主要な議題として取り上げられた今、同社の株主である州政府は企業に対して非常に野心的な目標を設定した。「オストロヴナヤ養鶏場では、新年までに1日あたり20,000 個増やして30 万個の卵を生産することになる」。上層部からの命令を実行するために、ロコトフ氏は必要なものをすべて持っている。彼は若く (58 歳)、州政府および商業組織での管理職経験 (12 年以上) があり、そして野心家であるということだ。州の地域の住民はすぐに新しいトップの能力を評価することになるだろう。(「赤い灯台」テレグラム2023/12/16)

 

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