択捉島在住のイーゴリ・コルバンさんが島ではめったに見られない「グロスビーク(シメ)」の撮影に成功した。以前、ゴルノイ村で目撃されていたが、クリリスク(紗那)では初めて写真に撮られた。この鳥の最大サイズは20cm以下だが、翼を広げると30〜33cmになる。この鳥は数時間続けて動かずに同じ場所に留まるため、古代のおとぎ話や伝説では、哲学者や思想家と呼ばれている。用心深く、ほんの少しの危険があると消えてしまう。成鳥の雄は、赤い斑点のある美しい茶色の羽毛を持っており、喉の黒い斑点がそれを際立たせている。翼は黒く、幅広の白い縞模様があり、尾も黒。多色で珍しい色を帯びる春に特に美しくなる。(「赤い灯台」テレグラム2024/1/5)
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