北方領土問題伝承へイルミネーション 根室市が四島交流センターに設置

 根室市は、北方領土問題の早期解決を訴えるイルミネーション付き看板を、道立北方四島交流センターに設置している。日ロ関係悪化が長期化する中、若い世代に領土問題を広く「伝承」していくとの思いを込め、今年の1文字に選んだ「伝」をあしらったデザインとなっている。(北海道新聞根室版2024/1/17)

 毎年恒例のイベントで、今年で20回目。高さ70センチ、横3メートルで、「四島返還」の中央に伝の文字を据えた。文字は発光ダイオード(LED)電球で照らし、伝を赤色で強調している。

 昨年までは、同センターの正面玄関前に設置していたが、今年は2階の展望室に移した。点灯は2月7日までの午後4~5時。夜間にセンターの利用がある時は午後9時まで。(川口大地)

 

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