根室市出身、元島民3世の女子プロレスラー「北方領土解決を」返還要求静岡県民大会

 静岡県内61団体でつくる北方領土返還要求県民会議(会長・中沢公彦県議会議長)は19日、本年度の県民大会を静岡市葵区の市民文化会館で開いた。関係者ら約100人が出席し、元島民3世の女子プロレスラーによる講演や県民から募った標語入賞者の表彰を行った。(静岡新聞2024/1/22)

 県内在住の女子プロレスラー七星(ななせ)さん=根室市出身=が、北方領土問題が故郷の北海道根室市の漁業に大きな影響を与えていることを説明。「今でも不安を抱える人が多くいる。若い世代が先頭になって問題解決のための行動を」と呼びかけた。講演後は、大会初の試みとして、元島民2世の清水基嗣さんが代表を務めるプロレス団体シークレットベースによるマットプロレスの実演を披露した。

 標語は県内の小中学生から331点が寄せられた。最優秀賞には市立服織中3年の寺尾来琉さん(15)の作品「世代超え 国民願う 四島(しま)返還」が選ばれた。

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プロレス団体シークレットベースによるマットプロレスの実演

元島民二世の清水さん

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