サハリン州立美術館で2日、展覧会「海の島々—クリル諸島(北方四島を含む千島列島)」が開幕した。この展覧会にはサハリンや極東の芸術家による絵画やグラフィックなどが展示されている。同美術館は「クリル諸島はロシアにとって戦略的に重要です。ロシアと日本の国境があり、オホーツク海と太平洋の境界もあります。クリル諸島はオホーツク海にあるロシアの排他的経済水域であり、ロシア海軍はそこから外洋に出ることができます。クリル諸島の自然は、この地域の美しさと独自性を反映した作品を制作するアーティストを常に魅了してきました。クリル諸島の美しさにインスピレーションを得たアーティストの作品を鑑賞できるまたとない機会です」と来場を呼び掛けている。展覧会は4月1日まで。(サハリン・メディア2024/2/4)
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