2月7日の「北方領土の日」を前に都城市で、北方領土問題について考える集会が開かれました。これは、北方領土の早期返還に取り組んでいるボランティア団体、「北方領土返還要求宮崎県民会議」が開いたもので、集会には、市民らおよそ80人が参加しました。集会では、去年12月に現地視察のため、宮崎県内の中高生17人と一緒に北海道の根室地域を訪れた延岡市の中学校の教諭が北方領土問題について子ども達が元島民の男性や地元の高校生と意見交換したことなどを報告しました。「対岸のことではなく、地続きの日本の問題なので、国民として、同じ人間として、そのこと(北方領土問題)を意識してもらうことを大事にしていくと」(北方領土返還要求宮崎県民会議・猪野滋会長)4日は、このほか、視察に参加した生徒によるポスターセッションも行われ、参加者らは、北方領土問題について理解を深めていました。(宮崎放送2024/2/4)
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