国後島を管轄する南クリル地方裁判所は1月26日、住宅建設現場で親戚の男性を殺害し、コンクリートの床下に埋めたキルギスのビシュケク出身の被告に懲役8年の実刑判決を下した。判決によると、2023年4月、被告が同居していた親族に対して個人的な敵意を抱き、被害者の頭を家の壁に数回打ち付けた後、顔などを殴った。被害者は受けた傷がもとで数時間後に死亡した。その後、被告は遺体を隠すために、建設中の民家の床のコンクリートに埋めた。被告は、被害者の親族や友人らに「彼は家に帰った」と話していた。遺体は2023年6月に発見された。公判で被告は犯行への関与を否認したが、殺人罪での有罪が証明された。(sakh.online 2024/2/8)
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