映画「NEMURO」コズロフ監督 北方領土の日 根室管内大会の様子撮影 

 【根室北方領土をテーマにしたドキュメンタリー映画「クナシリ」の続編「NEMURO(ネムロ)」を制作するフランス在住の映画監督ウラジーミル・コズロフ氏が7日、「北方領土の日根室管内住民大会の様子を会場で撮影した。コズロフ監督は北方領土元島民らのシュプレヒコールや、元島民3、4世の若い世代を取材し、会場の熱気をカメラに収めていた。(北海道新聞デジタル2024/2/8)

 根室管内住民大会は市総合文化会館で撮影。コズロフ監督は「とても大きな催しで驚いた。世代をつないで北方領土問題を語り続けている根室のみなさんの姿は素晴らしい。特に若い人たちが参加していることは、とても大事なこと」と語った。

 コズロフ監督は1月25日に根室管内入り。羅臼町根室市納沙布岬金刀比羅神社などを巡ったほか、根室高校の北方領土根室研究会に所属する生徒らも取材している。

 コズロフ監督はベラルーシ出身。今年春と夏にも再び根室で撮影し、2025年には映画が公開される見通しという。(小山けい子通信員)

北方領土の日根室管内住民大会で元島民らを撮影するコズロフ監督(右端)

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