択捉島 ギドロストロイ社がクリル地区行政府に1億2,600万ルーブルの支払いを求めて提訴

択捉島で水産、建設、銀行、観光業などを展開しているギドロストロイ社が島を管轄するクリル地区行政府を訴えた。行政府は3年間、街路維持を行う業務の入札を実施し、ギドロストロイ社が落札したが、行政府は請負業者への支払いを怠った。負債は1億1,900万ルーブルに達し、会社側は罰金を含めてさらに7件の支払いを要求した。裁判はまだ始まったばかりだ。ギドロストロイ社は2023年夏にも、行政府を訴え、支払いが滞っていた金を取り戻した。金額は1億4,000万ルーブルにのぼった。そのうち1,200万ルーブルはペナルティだった。最近、択捉島の除雪作業がうまくいっていない。行政府が除雪契約を締結していないことが判明したのである。検察当局はなぜこのような事態が生じたのかを調査しなかった。昨年11月に辞任した前市長がこの地域をどのように運営していたのか。除雪契約は昨年締結されているはずだったのに、なぜこれが行われなかったのか?法執行機関は住民に知らせなかった。クリル地区は現在、大きな財政問題に直面している。自治体からの情報によると、財政赤字は4億ルーブル。前市長が辞職した後、役職は2か月間空席になっている。誰も責任を負い、困難な財政問題を解決したいとは思っていない。市長の座をめぐる最初の選考は行われなかった。クリル地区の舵取りをしたいと思う人がいなかったからだ。次回は2月26日に開催予定だ。(citysakh.ru 2024/2/22)

択捉島・紗那にあるギドロストロイ社の社屋

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