国後島で死亡したダイバーの母親が昨年11月、「水中での作業の安全が確保されず、従業員である息子が死んだ」と訴え、会社に賠償金を請求する裁判を起こした。国後島を管轄する南クリル地方裁判所は母親の訴えを認め、会社に70万ルーブルの支払いを命じた。「死の責任は彼自身にあった」と主張する会社は判決を不服としてサハリン地方裁判所に控訴した。サハリン地方裁判所は、検察官の立場に同意し、従業員の死亡は仕事の遂行を許可した雇用主の過失によるものであると認めた。(astv.ru 2024/2/28)
※記事の中では、ダイバーとあるだけで、何をしていて死亡したのか書かれていませんが、北方四島でダイバーといえば考えられるのは潜水ウニ漁。事故は潜水してウニを獲る作業中に起こったものと推測されます。これらのウニは運搬船で根室花咲港に「輸出」され、日本からみた「輸入量」は2022年で約6,000トン、輸入額は75億円でした。
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