クリル自然保護区の研究者が19日、国後島では珍しいハマヒバリ(Eremophila alpestris)を確認し、写真撮影に成功した。場所は太平洋側のオトラダ(近布内)付近。国後島では2017年 4 月 1 日に南西部のパルトゥソバ岬(場所的にはノツエト崎)で確認されて以来、2例目。同保護区の鳥類学者セルゲイ・ステファノフ氏「ハマヒバリは強風に乗って誤って国後島へ飛来したものと考えられる。この種はツンドラ、特に山地に巣を作り、冬を越すために南へ移動するが、それほど遠には行かない」とコメントした。(サハリン・メディア2024/3/21)
国後島のハマヒバリ(2024 年 3 月 19 日アレクサンドル・ヤコブレフ撮影)
上がヒバリ (Alauda arvensis)、下がハマヒバリ(『日本の野鳥フィールドガイド』の挿絵から)
コメント