日本との戦争における米ソ極秘協力「プロジェクト・フラ」により米海軍からソ連海軍に移管された艦船(149隻)は、1945年8月–9月のソ連軍による樺太南部と千島列島、そして北方四島への侵攻・占領に使用された。
◉1945年8月16日 樺太・塔路上陸
◉8月18日 北千島・占守島(※竹田浜)上陸
ソ連艦隊7隻のうち米国艦船1隻(掃海艇)
◉8月23日–25日 樺太・大泊、本斗上陸
ソ連艦隊10隻のうち米国艦船9隻(すべて掃海艇)
◉8月23日–24日 幌筵島上陸
◉8月24日 志林規島(シリンキ)、磨勘留島(マカンルシ)、温禰古丹島(オネコタン)
◉8月26日 春牟古丹島(ハルムコタン)、越渇磨島(エカルマ)、捨子古丹島(シャスコタン)、松輪島(マツワ)、計吐夷島(ケトイ)、新知島(シムシル)上陸
◉8月28日 得撫島(ウルップ)
◉8月28日–9月5日 北方四島上陸
ソ連艦隊18隻のうち米国艦船11隻(掃海艇7、上陸用舟艇2、護衛艦2)
※サハリン州郷土博物館紀要№3(2011年 3月発行)の「1945 年 8 月にサハリンとクリル諸島の上陸作戦に使用された艦船と補助艦艇の注釈付きリスト」(イーゴリ・サマリン)を参考に作成
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