単独の洋上慰霊 2年ぶり実施へ 千島連盟羅臼支部

 【羅臼】千島歯舞諸島居住者連盟(千島連盟)の羅臼支部(鈴木日出男支部長、会員104人)は13日、2024年度通常総会羅臼国後展望塔で開いた。本年度事業計画で、同支部単独の洋上慰霊を行うことなどを承認した。(北海道新聞根室版2024/4/16)

 千島連盟副理事長として出席した鈴木支部長ら約20人が参加。洋上慰霊は2年ぶりの開催で、町の協力も受けて夏ごろに実施予定。北方領土パネル展を町内で開くほか、引き続き学生対象の北方領土学習会を行うことも確認した。

 同支部の本見泰敬支部長代行は「北方墓参や自由訪問などがロシア側から一方的に停止を表明されていることは許しがたい。早期に北方墓参が再開できるよう強く訴えていきたい」と述べた。(野口今日子)

千島連盟羅臼支部通常総会であいさつする本見支部長代行

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