国後島の南クリル地方裁判所から、ホタテやコマイを無許可で漁獲していたとして罰金190万ルーブルを科せられたサハリンの漁業会社が、違法な漁業によって生じた損害820万ルーブルを国に賠償するはめになった。択捉島のゴリャチ・クリュチ駐屯地の軍事検察局の捜査によると、同社は2020年にホタテ貝2万1,000個(4.7トン)を無許可で捕獲し、2022年にもコマイ2.4トン(7,000尾以上)を無許可で獲った。被害額は820万ルーブルを超えたという。ゴリャチエ・クリュチ駐屯地の軍事検察官は法廷で、サハリンの漁業会社から損害額を回収するよう要求した。同地裁は検察官の主張に全面的に同意し、同社は被害相当額を全額支払った。(astv.ru 2024/4/24)
コメント