ロシア下院は6年間農業大臣を務めたドミトリー・パトルシェフを新政権の副首相候補者とすることを支持した。ドミトリー・パトルシェフは、食料安全保障ドクトリンのインデクスがほぼ達成されていると指摘、昨年2024年の農業、漁業分野の成功について述べた。ドミトリー・パトルシェフは、副首相の立場で、引き続き、この分野を所管するものと見られており、2025年から新たな国家プロジェクト“食料安全保障のための技術支援”が開始される計画であること等を説明した。なお、ドミトリー・パトルシェフは、1999年-2008年、ロシア連邦保安庁(ФСБ:FSB)長官を務めたニコライ・パトルシェフの実子である。(ロシア漁業ニュースヘッドライン2024/5/14)
【ドミトリー・パトルシェフ】
1977年10月13日 レニングラード生まれ
1999年-2002年 ロシア交通省勤務
2002年-2004年 ロシア外務省外交学術院で「世界経済」を専攻
2004年 貿易銀行(Внешторгбанк)勤務
2007年 VTB銀行(Банк ВТБ)副社長
2008年 経済博士「産業政策の形成と実施における監督」
2010年5月 農業銀行(Россельхозбанк)理事長
2016年 ガスプロム(Газпром)取締役
2018年5月18日 農業大臣
*1999年-2008年、ロシア連邦保安庁(ФСБ:FSB)長官を務めたニコライ・パトルシェフの実子
コメント