千島列島で発見された新種の軟体動物6種を命名

クリル諸島(北方四島を含む千島列島)で発見された新種のウミウシに、ロシアの傑出した科学者の名前が命名された。モスクワ国立大学ロモノーソフ動物学博物館とロシア科学アカデミーのコルトソフ進化生物学研究所はクリル諸島で6種の軟体動物の新種を発見し、体系化するための新しいアプローチを提案した。新種の1つである「カドリナ・ロモノーソヴィ」は、モスクワ国立大学の傑出した科学者ミハイル・ロモノーソフに敬意を表して命名された。また別の新種は、ロモノーソフに師事した科学者ドミトリー・ヴィノグラドフにちなんで「カドリナ・ヴィノグラドヴィ」と名付けられた。さらに「カドリナ・ヴァヴィロヴィ」という種は、遺伝学の発展に多大な貢献をしたニコライ・ヴァヴィロフから、「カドリナ・ベル・バーネル」はパルサー発見の主要な参加者であるジョセリン・ベルから、「カドリナ・コルツォフ」は遺伝子の構造について仮説を立てた科学者ニコライ・コルツォフを称えて命名された。この研究の結果はDiversity誌に掲載された。(タス通信2024/5/16)

 

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