ロシア政府は、実効支配する北方四島の周辺海域などで4月11日から出していたロシア船籍以外の船舶の航行を認めない措置について、期限の15日午後9時までに日本政府に再延長の通告をしなかった。(北海道新聞デジタル2024/5/15)
ロシア当局は4月上旬、同月11~17日に四島や千島列島付近の海域で外国の公船、軍艦の無害通航権を停止すると日本側に通知。これまでに計2回、期間を延長したが、海上保安庁によると15日の期限までにロシア側から連絡はなかった。
国際法上、他国の領海を自由に通航できる「無害通航権」が認められているが、日本政府はロシアによる四島の実効支配を認めておらず、ロシア側に抗議していた。
コメント