択捉島のヤースヌイ空港で新しい照明システムが運用開始となり、同空港は第1カテゴリーにアップグレードすることが可能になった。同空港の設備追加作業は、サハリン州政府と連邦政府が共同で行った。新しい照明システムにより、同空港の気象最小値は60×800メートルから60×550メートルとなり、変わりやすいクリル諸島の天候の影響を受けていた離発着が安定し、これまで以上に定期的な運航が可能になる。(赤い灯台テレグラム2024/5/28)
※気象最小値60×550メートルとは? 60は「決心高」(着陸しようとする航空機が進入継続の可否を判断する高さ。その高さで滑走路等が見えなければ着陸をやり直す)、550mは「滑走路視距離」(着陸後、パイロットが滑走路を見通すことの可能な最大距離)のことだろうか。
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