択捉島 紗那川にかかる橋 7月から修復工事が開始される予定

択捉島を訪問したリマレンコ知事が住民との対話集会でクリリスク(紗那)を流れるクリルカ川(紗那川)にかかる橋の再建について質問された。島の南部と北部を結ぶ戦略的な施設で、ザレチナヤ通りとコーオペラティブナヤ通りから中心街まで行き来する唯一の手段である。毎日、何十人もの人々がこの橋を渡り、何百台もの車が通行し、そのうちのかなりの割合が大型トラックである。過酷な海洋環境は金属構造物を腐食させる。「この橋を車で通ったり、歩いたりするのは怖い。こんな風になってしまった。いつから工事が始まるのか?」とコーオペラティブナヤ通りの住民が知事に質問した。知事はサハリン州運輸・道路施設大臣のマクシム・ジョゴレフに答えさせた。大臣は「市当局が橋の設計を行っており、年末までにこの作業を完了する予定だ。橋は緊急状態ではなく、再建が必要であることを指摘しておく」と述べた。地区長のアンナ・オスキナは「道路補修作業を可能な限り短時間で行うには、速乾性のコンクリートが必要だ。すでに購入済みだが、島に到着するのは8月まで待たなければならない」と述べた。運輸大臣は、材料の配達時間を1か月短縮するよう努めると約束した。つまり、8月ではなく7月に届けるということだ。(赤い灯台2024/5/27)

 

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