衆院沖縄・北方問題特別委が8年ぶり道内視察 元島民らと意見交換 札幌

 衆院沖縄・北方問題特別委員会の佐藤公治委員長ら10人が3日、札幌市内で北方領土の元島民らでつくる団体などと意見交換した。同特別委の道内入りは8年ぶりで、北方領土墓参の再開などについて議論した。(北海道新聞2024/7/4)

 意見交換には千島歯舞諸島居住者連盟(千島連盟)や北方領土復帰期成同盟、道庁など6団体の担当者が出席。ロシアのウクライナ侵攻により再開の見通しがたたないビザなし渡航の早期再開を求める声が相次いだ。

 要望に対し、同特別委に事務方として同行していた外務省ロシア課の小野健課長は、ロシア側が墓参に関する協定を破棄していないことを踏まえ「どうすれば再開につながるか、外務省の方でも考えている」と述べた。

 同特別委は4日、根室管内入りし、根室市納沙布岬を視察した後、元島民らと懇談する。

 

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