北千島・占守島の戦争野外博物館構想 トルトネフ副首相がプーチン大統領に提案へ

ロシアのユーリー・トルトネフ副首相は、北千島のシュムシュ島(占守島)に第二次世界大戦の野外博物館を創設する必要性を改めて訴え、この提案をプーチン大統領に伝える予定。トルトネフ副首相は「第二次世界大戦の歴史は国の重要な遺産であり、保存されなければならない。博物館の創設には国防省の支援が必要だ」と語った。同氏はシュムシュ島に博物館を創設する構想を2021年9月に初めて表明した。シュムシュ島は現在、壊れた軍事装備で覆われており、この歴史的記憶を保存する必要があると強調。博物館の創設に必要な資金は極東開発計画の枠組み内で調達可能としている。シュムシュ島はパラムシル島の隣に位置し、第二次世界大戦中は日本軍の基地があった。ソ連軍上陸部隊は、5日間の戦闘の後に島を占領することに成功したが、約1,000人のソ連軍兵士が死亡した。(sakh.online2024/7/12)

 

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