択捉島でも30度超え 650万ルーブルで造った噴水は涸れたまま

ここ数日、択捉島の住民は、温度計の写真を投稿し続けている。8月9日午後1時頃、択捉島で撮影された温度計の写真。バーは30度まで跳ね上がっている。過去3日間の最高気温は30.3度だった。昨日は27.7度まで上昇した。気象観測所の職員によると、これらは日陰で記録された数字だといい、太陽の下ではもっと暑い。湿度も非常に高い。過去3日間の最高湿度は97%だった。川の水温は急速に上昇し、カラフトマスが正常に産卵するために必要な酸素レベルが低下していると、魚類学者や養殖業者は心配している。昔の人々は、四半世紀前の1999年の夏がとても暑かったことを思い出す。こんな暑い季節には川、海、湖などの水辺に居るのも悪くないし、噴水がある公園も悪くない。択捉島キトヴイ(内岡)には数年前、前市長のヴァディム・ロコトフ氏の主導で、650万ルーブルをかけて噴水がある公園が造られた。しかし、そこには1カ月以上も水がない。乾いた浴槽と突き出た尖塔だけが残っている。(赤い灯台テレグラム2024/8/9)

 

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