南クリル都市管区(国後島、色丹島、歯舞群島を管轄)の経済は漁業複合施設が主導的な地位を占めている。漁業関連産業に従事する人の数は2000人を超えている。最も安定した企業は、ユジノクリリスキー・リボコンビナート、クリリスキー・ルイバク「クラボザボツコエ(穴澗)支店、オストロブノイ・クラブ、デルタ、オストロブノイ・リボコンビナート、アルバコールで、地元住民の主な雇用を提供している。漁獲対象はサバ、イワシ、太平洋サケ、スケトウダラ、タラ、ウニ、カレイ、コマイ、ニシン、オヒョウとなっている。2024年は年初以来、魚の生産量は3万2,700トンに達し、シーフードの生産量は1,400トンを記録。加工および缶詰用の魚、甲殻類、軟体動物の生産量は、2023年のレベルと比較して19.4%増加し、3万200トンに達している。また、年初以来、5,969.5トンの魚粉が生産されており、これは前年同時期と比較して2.2倍になっている。(kurilnews.ru 2024/8/7)
コメント