国後島・クリル自然保護区 本土からのボランティアが保護活動を支援

国後島のクリル自然保護区では、本土からのボランティアによる支援活動が活発に行われている。今年に入ってから、ボランティアの受け入れは20件以上。中には、7月から8月にかけて3週間、島にとどまって活動した7人のグループもあった。彼らは、保護区の管理施設で、キャンプ場の造園や薪割り、建築資材の調達に従事したほか、ゴロヴニン火山(泊山)のカルデラの滑りやすい道に木製のはしごを設置するなどし、観光団体と連携する州検査官を支援した。他のボランティアはルートの整備やカメラトラップの点検を行った。国後島でのボランティア活動は10月末まで続く。特に今年の夏は航空チケットの購入が難しく、悪天候によるフライトのキャンセルや遅延が問題となった。同保護区は「自然を保護するために尽力し、献身的に関わってくださったすべてのボランティアの方々に感謝します。そして、この保護区への旅とクリル諸島での滞在が、人生の刺激的な1ページとして残ることを願っています」と感謝した。(sakh.online 2024/8/17)

 

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