モスクワ国立大学生物学部のビオトープ生物学クラブの学生ボランティアが国後島に1カ月間滞在し、クリル自然保護区で両生類と爬虫類に関する調査を行い、レポートにまとめた。調査を行ったのはリーダーのアンナ・ヒジニャコワさんら同大学の自然探検家クラブの6人の学生たちで、海洋無脊椎動物、昆虫、ヘビなどについて調査。学生たちは合計で34匹のヘビに遭遇したが、その中には国後島でしか見られない珍しい3種のヘビも含まれていた。クリル自然保護区の科学担当副所長エレナ・リンニク氏は「学生たちは島で多くのことを学び、南クリル諸島の野生生物の世界を知ることができた」と述べた。(sakh.online 2024/8/30)
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