数十年前、択捉島レイドヴォ村(別飛)で日本の漢字が刻まれた石が発見された。石はずっと私有地に置かれていたが、クリル郷土博物館の展示品となった。今は博物館が入っている文化スポーツ会館付近で見ることが出来る。近く展示の説明板が設置される。エレナ・グルゾビコワ館長が歴史的発見物を調査したところ、日本の神社の鳥居の横に置かれていた手水鉢であることが判明した。鳥居は、神社の入り口や内部によく見られる日本の伝統的な門。誰がいつ作ったのか、何のために作られたのか- -地元紙「赤い灯台」の次号で読むことが出来る。グルゾビコワ館長は、「赤い灯台」の購読者に対して、「手水鉢の片側の壁が損傷していますが、修復すべきでしょうか、それともそのままにしておくべきでしょうか?」と問いかけている。(赤い灯台テレグラム2024/8/26)
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