国後島のトレチャコボ村(秩苅別)にある青少年キャンプ場で、国後島と色丹島の児童生徒がキャンプ生活を体験している。2016年から行われている「フリゲート・キャンプ」は、南クリル地区行政府やサハリン州政府が資金を提供している。2024年シーズンに向けて食堂が建設され、敷地にフェンスが設置され、卓球場の整備も進んでいる。現在は両島の9歳から17歳の児童生徒100人がキャンプに参加。毎日、歴史家による講義や国後島の豊かな自然を学ぶハイキング、郷土博物館の見学、スポーツ・イベント、キャンプファイヤーなど充実したプログラムを楽しんでいる。(サハリン・メディア2024/8/15) ※キャンプ場は国後島の中心地ユジノクリリスク(古釜布)から23km離れたオホーツク海側にあり、児童生徒は2週間にわたり親元を離れて共同生活を体験する。
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