北方領土の近さを実感 羅臼の児童、納沙布岬見学

 根室管内の小中学生が北方領土問題を学ぶ本年度の「北方少年少女塾」が始まった。1回目は5日、羅臼町立春松(しゅんしょう)小の5年生16人が納沙布岬などを訪れた。(北海道新聞根室版2024/6/7)

 同岬からは水平線上に見える歯舞群島を見渡し北方領土の近さを実感し、北方館も見学した。同館2階で歯舞群島を双眼鏡で観察した朝倉璃音(りおん)さん(10)は「島の形や小屋が分かった。北方領土問題はよく知らなかったけれど機会があれば行ってみたい」と話した。

 少年少女塾は北方領土隣接地域振興対策根室管内市町連絡協議会が2001年から行っている。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました