択捉島・別飛 ウクライナでの特別軍事作戦を批判した女性に罰金3万ルーブル

択捉島レイドヴォ村(別飛)在住の女性(イニシャルSh)がロシア軍の信用を傷つけることを目的とした発言を行ったため、行政責任を問われ罰金3万ルーブルを科せられた。事件資料によると、2024年3月5日午後3時19分頃、レイドヴォ村にあるクリル地区中央病院外来診療所で、レイドヴォ住民のShは、医師と看護師の面前で、ロシア大統領の決定とロシア連邦議会の同意に基づいて実施されているウクライナでの特別軍事作戦を批判する発言をした。行政違反の訴訟を提起されたShは、訴訟の開催日時と場所を通知されていたにもかかわらず、出廷しなかった。Shの有罪は、事件で収集された証拠と証人 KとVの証言によって確認された。公判でShは(批判を)公に広める意図はなかったと主張したが、Shがロシア軍の使用を非難する発言をしたときに事務所にいた証人K と Vの証言によって反駁されている。証人 KらがShに対して個人的な敵意を抱いていたという証拠はなかったため、この主張は裁判所によって却下された。Sh には恒久的な居住地と登録があり、一時的に失業しており、未成年の子供がいる。裁判所はShに 3 万ルーブルの行政罰金の判決を下す必要があると判断した。Shは判決が送達された日から10 日以内に控訴することができる。(クリル地方裁判所ニュース2024/5/30)

 

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