4月5日、国後島ゴロブニノ村(泊)に開校した中等学校と幼稚園の複合施設の建設費は、12億1,788万3,936ルーブルだった。連邦政府およびサハリン州予算から支出された。工事はクラスノヤルスクの建設会社SK グラードが請け負った。地元住民の決定により、名称はロシアの航海者ピョートル・イワノビッチ・リコルドと命名されたことから、5日の開校式ではリコルドの子孫が出版した有名な航海者の本が教師と学校職員、生徒に贈呈された。国後島の南部にはゴロヴニノ(泊)とドゥボボエの2つの村がある(ユジノクリリスク=古釜布から54km)。1940 年代から1950 年代にかけて、この地域には 12 の集落があり、漁業コルホーズや寒天工場があったことから、168 人の学童が 1940 年代後半のソ連時代に建設された中等学校で学んだ。1994 年の破壊的なシコタン地震の後、住民の一部が島を離れ、中等学校を隣のドゥボボエ村(ゴロヴニノ村から北へ5km)に移転するかどうかという問題が生じたが、今日まで移転せずに運営されてきた。(南クリル地区行政府テレグラム2024/4/5)
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