都市のデザイン設計を手掛ける学際的グループ「フロティリア」の代表者で、建築家のウラジミール・スヴォーロフ氏とエカテリーナ・ジュラヴレワ氏が国後島ユジノクリリスク(古釜布)にある文化会館周辺の開発計画の作成に取り組んでいる。連邦政府が進めている「快適な都市環境の形成」国家プロジェクトの一環で開催されるロシア全国大会に参加する。ユジノクリリスクの計画予定地は文化会館周辺の階段と展望台エリア。グループ「フロティリア」のメンバーは、ゴミレフスキー市長との作業会議を開催した後、文化会館周辺エリアの調査を行った。住宅・公共サービスや水道事業の職員も参加し、地域の気候的特徴、地震活動、近隣の通信などの技術的要素について情報提供した。さらに国後島郷土博物館を視察し、建築家たちは国後島の形成と発展の歴史について学び、さまざまな時代の写真を見て、島に関する伝説に耳を傾けた。(南クリル地区行政府テレグラム2024/3/25)
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