「宝引き」– 北方四島で冬に行われた娯楽

国後島民の会」の令和6年度通常総会が17日、千島会館で開かれました。総会終了後の懇親会の余興として行われた「宝引き(ほうびき)」の様子です。水晶島の元島民・橋本三治さんによると、「二メートルくらいの縄を十五本ほど束ね、一本に鈴を付けてそれを当たりとした。十人くらいでお金を賭け、当たりを引いた人が一人占めした」といいます。漁に出られない冬の間の娯楽の一つでした。人数分の縄を束ねるのが親で、勢いよく机の上に打ち付けた後、射幸心をあおりながら場を盛り上げる口上が面白かったらしい。

 

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