プーチン大統領は、悪天候のため欠航することが多い国後島のメンデレーエフ空港について、改善措置を講ずるよう政府に求める大統領からの指示リストを承認した。国後島の空港の円滑な運営の確保は重要課題の1つとなっており、クレムリンのウェブサイトにある指示リストには「メンデレーエフ(国後島)とヤクーツクの空港の中断のない運営を確保することを目的とした追加措置を講じる」と記載されている。6月15日までに政府の対応について大統領に報告するよう求めている。(sakh.online 2024/2/21)
プーチン大統領が1月、極東を訪問して起業家と懇談した際、国後島でホテルを経営する女性が気象条件による航空便の欠航が頻発していると訴えたことで注目された。これを受けてロシアの運輸大臣は2025 年までに空港に第一種カテゴリーに対応した照明設備を装備すると語った。メンデレーエフ空港の2023年の利用者数は5万7,500人を超え、2022年より8%増加している。2006年から2011年にかけて、スラブの交換、滑走路の延長、照明や気象装置の設置、ターミナルの建て替えなど空港のインフラが改善された。 (sakh.online 2024/1/19)
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