択捉島・紗那 旧日本人街を見下ろす高台に展望台「空中ブランコ」も設置

択捉島リリスク(紗那)の下町、旧日本人街を見下ろす高台で建設が進められていた展望台「ベルシナ」(頂上)の第二期工事が完了した。択捉島の住民と観光客は、「空中ブランコ」に揺られながらクリリスキー湾(紗那湾)や山々の美しい景色を楽しむことが出来る。建設は地元企業の「ディノイスス」によって昨年夏に始まった。数十のコンクリート製基礎を設置し、木製デッキを敷いていった。工事の過程で、2017年に野外展示されていた、1トンもあるジオデザインオブジェクト「Fire Magic」を移動させる必要があった。展望台にはベンチが付いたブランコ4基が設置された。工事の最終段階では、旧日本人街から展望台に通じる階段を新しく設置する予定で、資金は連邦政府補助金5,500万ルーブルが充てられる。(「赤い灯台」2024/1/15)

 

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