択捉島を管轄するクリル地区議会の第7回会議が12日開かれ、空席になっている市長候補を2月12日に選出するなど一連の日程を決定した。また、地区議会の代表3人とサハリン州政府代表3人で構成される選定委員会が設置された。候補者の要件は、1 月 17 日に発行される地元紙「赤い灯台」に掲載される。候補者の書類提出期限が 15 日間であることを考慮すると、応募受付の最終日は2月 2 日となる。新しい市長は選定委員会の審査を通過した候補者の中から地区議会議員によって選ばれる。前市長のワディム・ロコトフ氏の辞任を受け、昨年12月1日に市長ポストが空席になった。前市長はサハリンのオストロヴナヤ養鶏場のトップに就任した。地区議会は、市長代理にアンナ・オスキナ第一副市長を任命した。会議ではまた、クリル地区自治体職員の給与を1.1倍とする議案など4件を審議した。(「赤い灯台」テレグラム2024/1/12)
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