クリル諸島の漁業会社(※以下の文脈からすると国後島とみられる)がナマコを違法に採取したとして約600万ルーブルの罰金を課せられた。択捉島にあるロシア軍のゴリャチエ・クリュチ(瀬石温泉)駐屯地の軍検察当局が損害の回復を求めて南クリル地方裁判所に申し立てを行っていた。軍検察当局によると、この漁業会社は昨年2月に、法律で採取が禁止されている重さ100グラム以下のナマコ8万5,000匹以上(訳650kg、590万ルーブル相当)を採取していたことが判明した。漁船の乗組員は生物資源を海に戻さず、国後島ユジノクリリスク(古釜布)の海上ターミナルに持ち帰った。軍検察当局の要請を受けて、南クリル地方裁判所は、漁業会社に損害額に見合う罰金を課すとともに、漁業規則に違反した船長に対して50万2,000ルーブルの罰金を課した。(astv.ru2023/12/21)
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