志願兵としてウクライナでの特別軍事作戦で戦っている択捉島レイドヴォ(別飛)出身の「ミハイル・K」さんが10日、クリリスク(紗那)の郷土博物館で開かれた住民との懇談で、現在の戦況や兵士の士気について語った。ミハイル・Kさんは3人の子供の父親だが、昨年2月、軍登録入隊事務所に志願兵の申請書を提出した。短期休暇で島に戻っていたミハイル・Kさんは1年前と現在の状況を比較して、「ターニングポイントはすでに到来している」と答えた。「それは戦場ではなく、敵兵士の心の中でさえ起きている。確かにウクライナ軍にはまだ力と資源がある(西側諸国の支援のおかげで)が、支援と物資は減少しており、士気は不十分なままだ。敵には恐怖がある!逆にロシア兵の士気は上がっている。最も重要なことは、ロシア軍は作戦開始時に犯した間違いから結論を導き出したということだ。勝利は必ず我々のものとなる」–。住民からの主な質問は、島民がロシア兵をどのように助けることができるのかということだった。「食料、軍服、弾薬、医薬品は整っている。必要なのは熱探知装置、暗視装置、ドローンなどの特殊な機器だ」と彼は答えた。ミハイル・Kさんは間もなく戦場に戻って行く。(「赤い灯台」テレグラム2023/11/10)
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