ロシア外務省は10月31日、「ロシアは、日本当局による新たないかなる敵対的行為にも、自国の国益のみを指針として、日本に対する最も厳格かつ繊細な対抗策をもって引き続き対応していく」と、RIAノーボスチにコメントした。領土問題を解決して平和条約を締結する方針を堅持するとした最近の日本政府の声明に対して、ロシア外務省は「2022年2月の特別軍事作戦の開始後、日本政府はロシアに対して公然と敵対的な路線を追求してきた。不当な制裁は増大しており、日本社会ではロシア嫌悪の感情が意図的に煽動されており、我が国の極東国境では核兵器を含む攻撃兵器の使用実験を含む米国およびNATO諸国との共同軍事活動が増加している。そして直接の物質的および技術的支援がキエフ政権に提供されている」とした上で、「このような状況では、ロシア側は、長期的な善隣関係の基礎を築くことを目的とした基本文書の締結に向けて以前に行われた日本側との対話を継続する機会はないと考えている」と指摘した。(RIAノーボスチ2023/10/31)
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