北クリル(千島列島北部)のパラムシル島に新しい滑走路が完成し、19日にペトロパブロフスク・カムチャツキーから小型旅客機An-28が史上初めてセベロクリリスクに着陸した。サハリン州運輸・道路大臣のヴァレリー・スピチェンコ氏は「今日、初飛行が実施され、セベロクリリスクの滑走路が定期便を受け入れる準備ができていることが確認された」と語った。厳しい気候条件の北クリルでは、本土との交通手段はカムチャツカ地方からのヘリコプターと船によって行われ、天候に大きく左右されてきた。滑走路の完成によって、乗客19人までの航空機の受け入れに関する多くの制限が取り除かれ、サハリンからの直行便確立の可能性を実現する上で重要な一歩となる。島との定期的な航空交通が改善される。パラムシル島の住民は「本当に嬉しく思う。この島は本土にまた一歩近づいていた。頻繁に飛行機に乗れるようになることを願っている」と話している。(astv.ru 2023/10/19)
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