サハリン州政府は、通信会社ロステレコムと協力して、択捉島と国後島間の海底光ファイバーケーブルの損傷に伴う事故の影響を迅速に排除した。南クリル諸島における通信サービスの提供は、暫定的に回復した。「10月11日から12日にかけて、生き残った光ファイバーの一本を使用して、暫定的に通信サービスの提供を回復することができた。ユーザーは再びインターネットや電話を含むすべての必要なサービスにアクセスできるようになった」と発表した。これまでの調査によると、海底ケーブルが損傷したのは国後島の海岸線から5kmの海底。法執行機関はすでに事故原因の調査を開始している。損傷を免れた光ファイバーにトラブルが発生した場合に備えて、ロステレコムはバックアップ用に100 Mbit/s の容量を持つ衛星チャネルを追加で割り当てた。携帯電話事業者は、衛星を介した独自のバックアップチャネルの整備に取り組んでいる。州政府は前日、海底での修復作業を行うため船が間もなく事故現場に到着すると発表した。事故は10月7日に発生し、国後島と色丹島ではカードが使えず、給与の振込も不可能で、住民は現金が不足し、店で食べ物を買うことができない状況だった。(astv.ru 2023/10/12)
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