ロシアが実効支配する北方領土・歯舞群島の貝殻島灯台に新たにロシア正教の十字架らしきものが設置され、ロシア国旗が再び掲げられたことが、26日に根室市のアルバイト、成田友美さん(33)が撮影した写真で判明した。日没後には根室海上保安部の巡視船が点灯も確認した。点灯は2014年以来、約9年ぶり。定点観察している成田さんによると、写真は26日午後3時ごろ、貝殻島灯台まで約3・7キロ離れた納沙布岬の先端から500ミリのズームレンズで撮影。写真では分かりづらいが、一般的な十字架ではなく、ロシア正教などで用いられる「六端十字架」。(毎日新聞北海道版2023/8/28)
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