ロシア極東連邦管区検事総長室は、北方四島開発の基幹計画である「クリル諸島社会経済発展プログラム(2016-2025)」に基づく社会インフラ整備に絡んで、予算資金5,000万ルーブルを不正使用した国家機関「クリル諸島発展プログラム総局」の元局長を起訴した。元局長のドミトリー・パク被告は2014年から2015年にかけて、エネルギー開発に関する契約条件に含まれない業務を違法に受け入れ、支払いのための書類に署名し、5000万ルーブル以上の予算に損害を与えた。不法に支出された予算の回収を求めて訴訟が起こされ、元局長から2,700万ルーブル以上の資産が押収されている。この刑事事件はユジノサハリンスク市裁判所で審理される。(サハリン・メディア2023/8/25ほか)
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