国後島・色丹島 遠隔医療スタートから3年 毎日20人が画像診断

国後島色丹島で本格的な遠隔医療がスタートして3年。画像診断で腫瘍が見つかった患者は「遠隔地の住民の世話をしてくれるプーチン大統領のおかげで、遠い島の住民である私は救われた」と感謝する。国家プロジェクト「ヘルスケア」で、2020年11月、国後島ユジノクリリスク(古釜布)の地区中央病院にCTスキャンが導入された。現在、国後島色丹島の患者20人の検査がこの断層撮影装置で毎日行われている。画像はサハリンの専門医に送られ 24 時間体制で診断される。ユジノクリリスク在住のセルゲイさんは「健康診断でCTスキャンの検査を受けた。私の画像を見たユジノサハリンスクの専門医が腹腔内に異常があることに気付き、地元の病院に行くよう勧めてくれ、腫瘍を取り除くことが出来た」と話す。南クリル地区行政府は「島を離れずに正確な診断を実施できるこのシステムは我が国、サハリン州の医療発展における大きな成果だ」と強調している。(kurilnews.ru2023/8/23)

 

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