カラフトマス大豊漁 カムチャツカ地方で40万トン超え

今年2023年漁期、ロシア漁業者による太平洋サケマスの商業操業は6月1日に開始され、8月6日までの生産量は、47万6,300トンとなり、当初漁獲勧告量の93.0%に達し、この内、カラフトマスが42万5,000トンを占めている。太平洋サケマス全体の生産量は、前年2022年の3倍以上で、直近奇数年2021年を33%上回っている。

この大豊漁を受け、カラフトマス製品の価格は一気に下落を見せた。インデクスとなるロシア国内のカラフトマスセミドレス卸売価格(ウラヂオストク倉庫前)は、昨年2022年秋から、今年2023年5月末(6月1日から操業開始)まで、375ルーブル/kgだったが、同年8月1日に210ルーブル/kgとなり、報告日となる今日、同年8月9日には175ルーブル/kgまで下落したことが確認された。(ロシア漁業ニュースヘッドライン2023/8/9)

※フィッシュニュースによると、カムチャツカ地方の漁獲量が43万トンに達している(2021年と比較して24%増、昨年の3倍)。サハリン地域1万8500トン、マガダン地域1万2700トンとなっている。(fishnews.ru2023/8/9)

 

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