北方領土返還へキャラバン出発 期成同盟渡島支部

 8月の「北方領土返還要求運動強調月間」に合わせ、北方領土復帰期成同盟渡島地方支部(村上幸輝支部長)は1日、渡島管内で啓発活動を行うキャラバンの出発式を函館市役所で行った。(北海道新聞函館版2023/8/2)

 同支部の藤野明信顧問は「解決がこれ以上長引くことは断じて許されない。北方領土の早期返還の実現を目指す」とあいさつ。函館市の大泉潤市長は「みなさんの活動が国のこと、領土のことを思い返すこととなる。啓発ポスターの掲示など機運醸成に努めたい」と応じた。

 キャラバンは2013年に始まり、毎年2月と8月に実施。一行は8日までに同管内の11市町を訪問し、署名収集の依頼や啓発資料の配布などを行う。道によると、昨年8月の同月間中に道内で集めた署名1万7100筆のうち、7389筆が渡島地方支部だったという。(芝垣なの香)

 

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