「ロシアの日」の6月12日に合わせて、択捉島クリリスク(紗那)にある郷土博物館で、ウクライナでの特別軍事作戦で亡くなったロシア軍将校アレクセイ・ホデュコフ大尉を悼む写真展が開幕した。開会式には、ロコトフ市長や州政府の幹部らとともに、故人の妻のオリガ・ホデュコワさんも出席した。ホデュコフ大尉はサハリンの美しい自然を撮り続けてきたが、2022年7月20日に死亡した。ロシア大統領の布告により、勇気勲章を授与された。会場にはサハリンとクリル諸島(千島列島)の自然、風景、著者とその家族の暮らしをとらえた300枚以上の写真が展示された。特別軍事作戦エリアで撮られた写真もある。オリガさんは「アレクセイは択捉島に行って写真を撮ることを生涯夢見ていましたが、実現しませんでした。いま彼の作品がここにある。それは非常に象徴的なことです」とあいさつした。展示は7月末まで。(sakh online 2023/6/13)
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