国後島ユジノクリリスク(古釜布)在住の男が飲酒運転で検挙され、2度にアルコール検査を受けたが、どういう訳か2度とも検出されなかった。今年1月31日朝、男は車を運転中に警察官に止められた。見るからに酩酊状態だったことから、コブラ・アルコールメーターを使用して検査を行ったが、何らかの理由で、血液中のアルコールの存在を確認しできなかった。飲酒を確信していた警察官は男を地区中央病院に連れて行き、今度はライオン・アルコールメーター500という装置で検査。またもやアルコールは検出されなかった。最終的に生体材料を採取して検査した結果、やっと飲酒運転が確認された。この男は昨年、アルコール検査を拒否したとして免許剥奪と3万ルーブルの罰金が科せられていた。南クリル地方裁判所は、3年間の免許剥奪と400時間の強制労働を言い渡した。(astv.ru 2023/6/7)
使用されたアルコール検知器のライオン(左)とコブラ
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